常勤 金子
リハビリ助手はリハビリ室において理学療法士による施術以外の業務を行います。主に物理療法 (牽引、 干渉波等の電気治療) の器具の装着と取り外しです。 初めてリハビリを受けられる患者様にも安心して頂けるようホスピタリティ・マインドを高める必要があります。 そこはまだまだ未熟な私は先輩方に助けてもらう事も多々あります。 自分の母と同年代の先輩方も含めスタッフは皆仲良しで、和気あいあいとした人間関係で助け合いながら業務を行っています。 多い時は20名以上の患者様の治療を同時に進めます。そのためカルテの管理・采配・理学療法士の補助の業務を同時にこなすマルチタスク能力が必要です。リハビリ室は庭のバラ園に広く面しており、その効果もあって患者様が多い時でも和やかな雰囲気です。 午前は高齢の患者様が多く、安全を担保するため目配り気配りで緊張が続く場合もありますが、 介護的な業務はありません。午後は会社帰りや学校帰りの患者様が多く、年齢が近いと話が弾む時もあります。 「ここに通院して職員さんとお話する事だけが毎日の楽しみ」と高齢の患者様に声をかけられると、離れて暮らす祖父母と重なって涙が出そうになります。 こんな風に地域の方々に喜んでもらえている事がパワーになり、 日々の仕事に取り組んでおります。
常勤 杉尾
私は今春、管理栄養士の資格取得後リハビリ助手として入社しました。リハビリ助手という職種を知らず入社し、自分で業務が勤まるか不安でいっぱいでしたが、先輩方が何を質問しても理解しやすく快く教えてくださいました。業務マニュアルは細かいところまで作られており、習得度プログラムにより目標設定できるので楽に仕事を覚えられました。4月に入社したばかりでしたが、1ヶ月くらいで業務内容の9割以上を習得することができました。業務内容としては主に物理療法の器具の装着と取り外しです。また、リーダーと呼ばれる業務があり、受付からカルテが来て治療を受けられる患者様の当日の担当の理学療法士を振り分けたり、物理療法(干渉波や牽引等)の治療ブースや順番を決めたりします。リハビリ室全体の治療の流れを把握し、スムーズに治療が行えるようにします。2か月過ぎる頃になると余裕が出てきました。リハビリ後、患者様に「ありがとう」などとお声がけされると自分が役に立っているなと実感でき嬉しくなります。 管理栄養士としての初めての仕事は、定期的に更新される「まつおか整形外科・管理栄養士から」という患者様にお渡しするチラシの作成を任されました。今回は「夏バテ・熱中症対策」について新人の管理栄養士3名で考えました。院長からアドバイスを貰い、熱中症は主に「脱水・低ナトリウム血症・低カリウム血症」の症状であると教わりました。学生時代でも講義で熱中症について学びましたが、医療の現場で医師により、より深くその危険性を学びました。医療従事者としての管理栄養士の役割を自覚し、予防医学の重要性を実感しました。今後はリハビリに通院される学生の保護者の方に「スポーツ選手のための栄養学」を各々の競技・トレーニングに合わせて指導できるよう精進したいです。